商品先物取引のサンワード貿易

去年の原油価格高騰はいったいなんだったのか? - サンワード貿易
本コラムは連載を終了いたしました。ご愛読ありがとうございました。
引き続き、新コラム「パワーUP!先物投資塾」がスタートいたしました。こちらもご愛読ください。
powerUP投資塾

原油価格高騰の真相とは!?

その12008年11月10日

  ニューヨーク原油価格は、2008年7月11日の147.27ドルを天井に10月27日61.3ドルまで下落した。 正に半値八掛けである。そろそろ反発するかと思われるが、原油価格の実体はどうなっているのであろうか。

  原油の需給がタイトになったことは殆どない。 しかし、原油価格は2007年7月のサブプライムローン問題が発生してから、急騰した。 その間に原油の需給はタイトだというコメントがしばしば見られたが、すべて市場参加者の作った文句に過ぎない。

資料請求

  値上げの先鋒ゴールドマンサックス(同社は自ら設定した、原油等の価格が上がると値上がるインデックス(指数)ファンドを販売するため、商品価格が上がる上がると盛んに市場を盛り立てた)が、彼らが原油価格の上昇理由の一つとして挙げたのは、『原油価格がこれほど高騰しているのに、OPECは減産したままである』という理由であった。 それはサウジアラビア等が減産していたため、少しは当っていた。 そうした意味では、今回の値上がりは、OPECによる生産者カルテルによる値上がりであると言えよう。 しかしそうしたカルテルにも拘らず、世界のどこにおいてもガソリン不足で自動車が止ったというニュースは無かった。 原油の需給がタイトだという人々の噂により、投機家や投資家が買い漁って、原油価格が高騰しただけで、世界の原油在庫には決して足りない状況があったわけではない。 これは以下の国際エネルギー機関(IEA)の作成した世界の原油需給表を見れば明らかである。

(記事:フィスココモディティー * 近藤氏)

資料請求 問合せ先:0120-99-7339
戻る 戻る   次へ 次へ

copy rights